『アプレシエ』と呼ばれる「浸透型ビタミンC誘導体(APPS)」は、従来のビタミンC誘導体と比較して浸透性が非常に高い成分です。
抗酸化作用の他にも様々な美肌効果のある非常に優秀なビタミンC誘導体です。
一般的にビタミンC誘導体と呼ばれる成分は「水溶性」と「油溶性」の2種類に分けられます。
APPS(アプレシエ)は「水溶性」と「油溶性」両方の性質を併せ持つことから『浸透型』と呼ばれます。
従来のビタミンC誘導体と比べて100倍以上の浸透力だと言われています。
- 美白効果
- コラーゲン生成促進作用
- 活性酸素除去作用
- 保湿作用
- 抗老化作用
- 皮脂分泌抑制作用
美容に欠かせない様々な効果がある非常に優秀な成分です。
化粧品の成分表示には「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na」と記載されます。
成分表示名称:パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na
推奨配合濃度:1%~2%
「水溶性」と「油溶性」の特徴を併せ持つ『浸透型』
水溶性のビタミンC誘導体は、皮膚の表面(表皮)で効果を発揮することができる成分。
名前の通り「水に溶けやすいビタミンC誘導体」です。
主に化粧水やローションに配合されるのが一般的なビタミンC誘導体です。
肌のバリアによって水溶性の成分は、真皮へ浸透することができません。
油溶性のビタミンC誘導体は、表皮を通り抜け、真皮へ浸透し効果を発揮する成分。
主にジェルやクリームに配合されます。
角質層まで届く浸透力
水溶性・油溶性の特徴を持つ浸透型は、肌に大切なビタミンCを角質層まで浸透させます。
真皮からコラーゲン生成・ターンオーバーを促し肌の奥からメラニンを排出させるので、シワ・ハリ対策のエイジングケア成分として注目されています。
また、メラニンに直接働きかける作用もあり、シミ・くすみを防ぐ美白効果もあります。
APPS(アプレシエ)の安全性
APPSは肌への刺激が低く、安全性が高いことも特徴です。
水溶性ビタミンC誘導体は刺激が強く、肌が弱い人はヒリヒリしたり、赤みが出る場合もあります。
APPSは刺激性が低いので、敏感肌・乾燥肌・ニキビ肌の人にもおすすめなビタミンC誘導体です。